生理痛と頭痛
2020年05月01日 23:26:43
こんにちはカイロエステKirariの松下です。
皆さん生理痛はありますか?
ひどい方もいれば全然なにも無い方がいたり、人それぞれですよね。
そして症状も人それぞれ。
今回は生理痛の時の頭痛に焦点を当てて記事を書こうと思います。
生理痛に伴う頭痛は原因によって対処法が異なります。
一般的に生理の始まる数日前から生理中にかけて、子宮の収縮によって起きる腰や下腹部の痛みの事を生理痛と言います。
生理痛には、頭痛、胃痛、吐き気、めまい、下痢や便秘を伴う場合があります。
痛みではなく、腰が重い、だるい、胸が張る、肌荒れになる、イライラするなどの不快感があることも。生理前にこれらの症状が出る場合は、PMS【月経目症候群】と呼ばれています。
これらの生理痛や生理と関係する身体の痛みや不調は、個人差があります。
日常生活で支障を感じる状況が続くようならば、産婦人科の受診をおすすめします。
生理痛や生理に関係しておこる身体の不調には、女性ホルモンの働きが関係するとされており、中でも頭痛は、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が関係していると考えられています。
エストロゲンは排卵後と生理前に急減します。
その時、血管収縮作用のある脳内物質セロトニンも減少し、脳内の血管が拡張することで頭痛がおこるとされています。この生理周期に伴って起こる頭痛は、「月経関連片頭痛」と呼ばれています。
痛みの出方としては、ズキンズキンと波打つような痛みや身体を動かしたときにガンガンと響くような痛みが、生理開始2日前くらいから開始後3日目くらいの間に起こります。
つまり、月経関連片頭痛は痛みが出てから、脳内血行を抑えるようにすれば痛みが軽減すると考えられます。
その方法としては冷やす事!
痛みのある部分を保冷剤などで冷やしたりして脳内の血流を減らすようにしましょう。
片頭痛がおきている時は熱いお湯での入浴や激しい運動は避けるのが無難です。
ただし、生理痛に起きる頭痛には血管拡張と別の原因のものがあります。
それは、生理中のストレスや疲労による自律神経の乱れからくる緊張や筋肉の緊張が原因となるものです。
こちらは、筋肉の緊張などで血流が滞り神経を刺激して起こります。
痛みを和らげるためには、入浴などで温めたり、マッサージやストレッチで筋肉の緊張を和らげて血流を良くしてあげることが大切です。
血流過多と血流の滞りというまったく逆の原因の頭痛なので、どちらが原因の頭痛なのかを考えて対処することが大切です。
もし血流の滞りが原因ならば、下腹部や腰の痛みの生理痛も血流の滞りが原因となる事がほとんどなので、日常的に全身の血流が良くなるように心がけましょう。
それには入浴や定期的なストレッチなどを取り入れましょう。
骨格の歪みから来ていることもありますし、ホルモンの乱れ、自律神経の乱れ、精神的ストレスが生理痛に大きく関わっている事もあります。
その場合は整体院で身体の歪みを整えると生理痛やそれに伴う頭痛を軽減できる可能性もあります。¥
まずはkirariにお気軽にご相談ください。